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2021.11.6

垂らすは「モズ」の話

今回は「モズ」の話です。

「モズ」とは――
スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥類。


モズは百舌・百舌鳥・鵙・伯労など漢字表記がいくつもあります。
様々な鳥の鳴き声を真似ること、複雑な鳴き声を行えることが百舌の文字も語源ともいわれています。

日本や中国南部、朝鮮半島やトリア南東部に分布しており、
開けた森林や林縁、河畔林や農耕地などに生息しています。
肉食で昆虫や甲殻類、両生類、小型の爬虫類や鳥類や哺乳類などを食べます。
フクロウに似て、木の上などの高所から地表の獲物を探してゲットし、再び木の上に戻って行って獲物を食べます。
モズの食事といえば有名なものが、モズの早贄です。
これはモズのはりつけ、モズのくさぐきなどとも呼ばれている行為です。
モズは、捕まえた獲物を木の枝や有刺鉄線に突き刺したりする習性を持っています。
この習性は秋に頻繁に行うようで、研究によって早贄の消費が多かったオスは繁殖期の歌の質が高まり、
つがいを作りやすかったことが判明しました。
早贄はどうやら歌のレベルを上げらっる栄養食として機能するのではないかと思われています。

ただ、早贄をなぜするのかの説は他にもあり、
餌の少ない冬季の保存食。
摂餌のための固定(モズの足の力は弱く、獲物を掴んで食べるのが難しいから)。
突き刺すのが習性。
などの説があります。
また、はやにえの位置は冬季の積雪量を占うことができるという風説もありますが、
低い位置に早贄を刺していたにも関わらず積雪が多かった例もあるようで、いまいち信ぴょう性は薄いとのことです。

早贄を人間が真似ようとするとかなり難しいようで、
それほど鋭くない棘や枝の先などにきれいに突き刺されてます。
芋虫やカエルなどはともかく、鱗のあるトカゲやコガネムシなどでは串が折れやすいです。
虫メガネで見るような小さな甲虫でさえも形を崩さずに突き刺しているようで、
モズの職人技が光る行動が、早贄なんですね。

(参照元・Wikipedia、神戸の自然シリーズ神戸の野鳥観察記pdf)

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