ウコッケイケイ「ケイトウ」の話 – サブカルビジネスセンター

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2021.10.30ウコッケイケイ「ケイトウ」の話

今回は「ケイトウ」の話です。

「ケイトウ」とは――
ヒユ科の一年生植物。学名は燃焼という意味のギリシャ語に由来する。
ケイトウの花が燃え盛る炎を彷彿とさせるのが根拠と思われる。
夏から秋にかけ、赤・桃色・黄色などの花穂ができる。
その形状がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることからこの名がついた。


「ケイトウ」は漢字で「鶏頭」・「鶏冠」と書きます。
英語でも「Cock comb」ニワトリのトサカを意味しているので、
その名の通りニワトリの頭、トサカのような花を咲かせます。

原産地はアジア、アフリカの熱帯地方だと思われており、日本には中国を通じて奈良時代にやってきました。
当時は韓藍(からあい)と呼ばれていました。
藍といいますが、花の色は赤や黄色を基調とする他、橙、紫、ピンクなどさまざまな色の園芸品種があります。
花の形状にも種類があり、羽毛ケイトウ、久留米ケイトウ、トサカケイトウなどの系統があります。ヤリゲイトウという種類は尖っているそうです。

ちなみに花と葉はアフリカと東南アジアでは食用にされているそうです。
日本でも食用として栽培していた時期があったみたいですが、あまり食べるイメージがないということは根付かなかったようですね。
一応食べ方としては、若菜や若葉のように伸びきっていないものは柔らかいので、
摘み取ってアク抜きをして、ゴマで和えたり、炒めたりして食べるそうです。
食用の他、薬効作用もあり、
乾燥させた花の部分を、下痢止めや凍傷に使用するそうです。
また、陰干ししたものを室内でいぶすと、ネズミ除けにも使えるそうです。

丈夫で育てやすく、花期は7~10月。
秋の季語であり、万葉集や正岡子規などが歌に詠んだ文化的な花です。

(参照元:Wikipedia)

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