Hey「ヘチマ」の話 – サブカルビジネスセンター

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2021.10.22Hey「ヘチマ」の話

今回は「ヘチマ」の話です。

「ヘチマ」とは――
インド原産のウリ科の一年草。また、その果実のこと。日本には室町時代に中国から渡来した。別名、イトウリ、トウリ。


別名にもありますが、漢字で糸瓜と書いてヘチマとも読みます。
なぜ糸瓜というかというと、果実から繊維が得られることからこの名がついたそうです。
中国では絲瓜(しか)と呼ばれます。

ヘチマの果実は円筒形で細長く、
大きなキュウリのような形をしています。
若い果実は軟らかく食用にできて、成熟した果実は強い繊維性の網状組織が発達するので、
たわしや靴の底敷きなどに用いられます。
軟らかい若い果実は食用になるそうです。
汁物の具や煮物に使うことが多いようで、
日本では主に南西諸島や北九州、沖縄などで食べられるそうです。

また、成熟し続け茶色くなった果実は、タワシになります。
ヘチマタワシは有名ではないでしょうか?一時期流行った記憶があります。
つくり方は簡単で、カラカラに乾いたヘチマを干して皮を剥き、中の種を取り出すだけです。
他にも鍋で煮たり、水につけて実を腐敗させる方法などもあるようです。

ヘチマは1年で実までつける育てやすい植物で、学校の教材にも採用されている植物です。
4月下旬から5月上旬ごろに種を播きます。
最初は水をやるぐらいでいいのですが、ヘチマはウリ科です。
なので蔓を伸ばして成長していきます。
その蔓が伸びてきたら支柱を立てて伸びる方向を誘導してやる必要があります。
そして7月から9月ごろに花を咲かせ、秋に実をつけます。
育てる際は適度に排水がある土だと育てやすいそうです。
夏場に窓や庭に日陰を作るために作る方もいるそうですね。

このように使ったり食べたりと便利なヘチマ。
昔から色々と使われていたので、俳句では秋の季語になっています。

(参照元:Wikipedia)

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