おいしい「オクラ」の話 – サブカルビジネスセンター

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2021.10.15おいしい「オクラ」の話

今回は「オクラ」の話です。

オクラとは――
アオイ科トロロアオイ属の植物、またはその食用果実である。


切ると粘り気がある野菜です。
その食感から好き嫌いがあったりなかったりします。
私は好きです。

オクラは紀元前のエジプトでも食べられていたと言われている野菜です。
アフリカの東北部が原産で、熱帯から温帯で栽培されているそうです。
刻んで生食したり、サラダ、和え物、天ぷらやスープ、ソテー、煮込み料理、炒め料理などに使われます。
ちなみに鮮度の良いおいしいオクラの見分け方があるそうで、
果実基部のヘタや萼の周辺に黒い斑点がなく、
全体に濃い緑色で、産毛がしっかり生えているものが良品だそうです。
また果実が大きすぎると熟しすぎて固くなってしまって、味が落ちるみたいです。

オクラには果実形状という分け方がされており、
「五角種」「丸さや種」「多角種」などがあります。
現在の日本で主流を占めるのは、稜がはっきりしていて断面は丸みを帯びた星型になる品種です。
日本では、
「五角種」「丸オクラ」「赤オクラ」「白オクラ」「島オクラ」などがあります。
また、イスラエルで栽培されている品種があり、
その名前は「スターオブデイビッド」というそうです。
かっこいい~。

オクラは暖かいところを好む性質で、
春に十分暖かくなってから種を蒔くと、夏場に株が盛んに生長して、夏から秋まで長期に渡って果実を収穫できます。
栽培難度は容易だそうです。

ちなみに名称であるオクラは英語名okra(オクラ)が元になっていているそうです。
語源はアフリカのガーナの言葉が基になっているそうです。
和名はアメリカネリといい、陸蓮根とも呼ばれます。
実は日本で食べ始めた歴史は新しく、幕末~明治初期なんですね。
ただ一般に広く栽培されるようになったのは昭和30年代になってからです。
従来ネリと呼ばれていたトロロアオイ(花オクラとも呼ばれる植物)の仲間であったので、
アメリカネリと名付けられたそうです。

ちなみにオクラは夏野菜ですが、秋の季語だそうです。
収穫は夏から秋までながーく採れるからなんでしょうね。

(参照元:Wikipedia)

 

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