遮光「サングラス」の話 – サブカルビジネスセンター

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2021.10.9遮光「サングラス」の話

今回は「サングラス」の話です。

「サングラス」とは――
日差しや強い照明から眼を守るために着用する保護眼鏡のこと。眩しさや紫外線などを低減するために着用する。


サングラスは主に黒い色をしているものが主なのはご存知の通りです。
他にもマジックミラーを用いたものもあります。
このように外側から不透明に見えるものがサングラスに分類されることが多く、
色が付いたものや透明度が高いものは、どちらかというと伊達メガネと呼ばれることが多いみたいですね。
また、偏光フィルターを用いたものは偏光グラスと呼ばれて、スポーツや釣りに使用されます。
これは水面や雪面で反射した光を防ぐことができるからです。

サングラスの起源は明らかではないそうで、
古代ローマの皇帝が試合を観戦するときに使用していたとされていたり、
昔の中国の裁判官が表情を隠すために付けていたとも言われております。
ただ、少なくとも19世紀には
盲人が目元を隠すためにサングラスを着用することは一般的になっていたそうです。

一般的に広まったのは第二次大戦後のこと。
眩しさを抑え、目に有害な紫外線を遮断する役割のサングラスは、
航空パイロットのために進化しました。
特に大量の戦闘機が投入された第二次大戦において、サングラスの開発と量産は急務でした。

そして現代のように大衆ファッションとして定着するのは、
第2次世界大戦から60年代、アメリカで現在クラシックと呼ばれているメガネの定番デザインが確立されました。
それまでのフレームは金属製が主でしたが、このころからプラスチックの加工技術が飛躍的に向上したため、
フレーム素材として利用されるようになりました。
このような新しいデザインサングラスが映画俳優などを中心に広まり、
やがてはビーチなどでかけることが普通になっていきました。

このように最初は表情や目元を隠す必要性で使用されていたものが、
徐々にファッションのアクセサリーの一部になっていったんですね。

(参照元・Wikipedia、e-Begin)

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