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2021.09.3

落ちろカトンボ!じゃないよ「カワトンボ」の話

今回は「カワトンボ」の話です。

「カワトンボ」とは――
トンボ目・イトトンボ亜目に属する昆虫群。
平地から低山地の河川に生息している。


トンボといえば水辺にいるイメージがありますが、このカワトンボも名前の通り川で見られるトンボです。
幼虫の時であるヤゴ時代にはユスリカやイトミミズ、魚の稚魚やオタマジャクシなどの水中の小動物を捕食し、
成虫になるとカやハエ、クモなどを捕食して過ごします。
とはいえ、カワトンボは中型の昆虫なのでもちろん天敵も存在します。
幼虫のころは魚類やカエルなどに捕食され、成虫になると肉食性の昆虫やクモ類、カエル、
大型のトンボや小鳥類に捕食されます。
クモや魚なんかはサイズによって自分も食べるけど食べられもするって感じですね。
産卵時期になるとメスが単独で水に沈んでいる植物の水面付近の葉や、
水しぶきをあびるような場所の朽ち木や枯れ枝などに産卵します。
それから孵化して1年以内に成虫になり、1~2ヶ月ほどで寿命を迎えます。

通常のよくみるトンボにくらべて尾が細いトンボです。
いや、イトトンボもその名のとおり細いんですが(イトトンボの大きいサイズのものがカワトンボになります)
通常「トンボ」は秋の季語なのですが、この「カワトンボ」は夏の季語になっております。
それは、カワトンボは夏に見られるトンボだからですね。
でもみなさんはあまり夏真っ盛りの昼間にトンボを見た覚えはないのではないでしょうか。
あのホバリングしながら高速移動する姿を。
それはなぜか。
実はカワトンボはオニヤンマやアカトンボのようにホバリング飛行をしないんですね。
ニホンカワトンボなんかは羽を蝶のようにひらひらとさせながら飛んでいるのです。
そうやって飛んでいると知ると、そういえばどこかでみたような気がしてきませんか?

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