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2021.08.6するする「そうめん」の話
今回は「そうめん」の話です。
そうめんとは――
小麦粉を原料とした日本および東アジアの麺のひとつ。
主に乾麺として流通するため、市場で通年入手できるが、
冷やして食することが多く、清涼感を求めて夏の麺料理として食するのが一般的である。
(Wikipediaより引用)
夏の風物詩そうめん。
実はどれも同じに見えて、違いがあるんです。
どう違うかというと、
そうめんを練ってからよりをかけながら引き延ばして乾燥、熟成させる製法を
「手延べ素麺」
そうめんの練った生地を帯状に薄く切って乾燥させる製法のもので機械で製造しているものは、
「機械素麺」
このように分類されています。
手延べ素麺には「手延べ干しめんの日本農林規格」というものがあり、
この基準を満たしたものが手延べ素麺として認められるそうです。
また、そうめん自体にも基準があり、
そうめんの麺の太さは直径1.3mm未満とされている。
これより太い直径1.3mm以上1.7mm未満はひやむぎ、1.7mm以上はうどんと分類される。
つまり、そうめん、ひやむぎ、うどんは太さが違うだけで同じものということです。
そしてそうめんはそのシンプルさから、様々な食品を添付したものが作られています。
抹茶を練りこんだそうめん「抹茶素麺」
イチゴの果汁を加えた「いちご素麺」
梅干しを潰して練りこんだり、黒ゴマを練りこんだ「梅素麺」や「黒ゴマ素麺」など
いろんなバリエーションが作られています。
また、そうめんは色んな食べ方があるのもいいですよね。
定番はもちろん冷やしそうめん
そうめんを茹でて氷水や流水で冷やし、ぬめりをとるためもみ洗いをしたあと、
めんつゆにつけて食べる。
見た目も涼し気で夏にぴったりですね。
めんつゆには薬味である、わさびやショウガ、大葉、ねぎなどを好みで入れるのも、
またいいものですよね。
普通に食べるのに飽きた時にはサラダそうめんもいいですね。
そうめんの上にレタスやトマト、キュウリなどの野菜を盛り付け、
マヨネーズをめんつゆと混ぜ合わせたドレッシングをかけていただく。
さっぱりとして夏にぴったりです。
そして寒い時には暖かいにゅうめん。
茹でたそうめんに熱いつゆを掛ける。あるいはつゆ、ダシ、みそ汁などでそうめんを煮込んで食べる料理です。
あたたかいうどんのようですが、
麺が細いのでうどんよりツルツル食べられますね。
このようにポピュラーなものでも色々な食べかたがあるそうめんですが、
他にも、焼鯖素麺、ソーミチャンプルー、へちま汁など地方での食べ方もあります。
また、日本以外では中国、台湾、韓国でも食べられています。
そうめんは俳句でも夏の季語とされています。
これから暑くなる季節になってきますので、
見た目も涼しいそうめんを是非とも食べてみてはいかがでしょうか。