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2021.07.16

スウィーツ年代記

 記録に残る最古のスウィーツは、古代エジプトの古代エジプトの果物などを加えたパンが最も古いものです。もっとも、このころはスウィーツとパンの違いがはっきりせず、同じパンとして扱われていたようです。今でいう、菓子パンのようなものでしょうか。 

 やがて、このパン作りに技術がギリシャぬ伝わり、やがて、このパン作りに技術がギリシャぬ伝わり、甘みを加えるために蜂蜜が使われるようになりました。まだ、ヨーロッパに砂糖が伝わっていなかった時代に、蜂蜜を使用することにより、甘味の革新が起こったと考えるべきでしょう。このパン作りの技術は、アレキサンダーの東征や。シルクロードにより東方世界に広がることになります。この過程で、砂糖と出会ったこともあったはずです。ちなみに世界で一番甘いスウィーツは、ちなみに世界で一番甘いスウィーツは、インドのグラブジャムンと言われています。ドーナツのシロップ漬けのようなものを考えればいいでしょう。 

 ローマ時代になると、パンとスウィーツを分けて考えられるようになり、スウィーツは、富裕層や儀式のためのものとなり、特権階級の食べるものとなっていきました。この考え方は、ローマ帝国滅亡後にも引き継がれ、庶民のものになるのは、かなり時代が下ってからです。 

 中世の絶対王政においては、貴族階級が、贅を凝らしたスィーツを職人に作らせていました。大航海時代に入ると砂糖が伝わり、高価だった砂糖を使ったスウィーツを口にするようになりました。もちろん、これらのものが、庶民の口に入るはずもありません。「パンがなければお菓子を食べればいいのに」と言われて怒るはずです。(これは、反マリー派の流した流言 だったといわれています) 

 やがて、産業革命と絶対王政の疲弊で、権力者が力を失い、それとともに貴族に雇われていた職人が庶民相手の店を開くことになります。スウィーツが一般化する時代が訪れました。スウィーツが一般化する時代が訪れました。機械化や冷凍技術の発達が低価格化を推し進め、流通の発達が、スウィーツを広く普及させていきました。 

 現在、スーパーやコンビニで、スウィーツが手軽に手に入るようになり、いつでもスウィーツを楽しめるようになり、それを贅沢とは考えない時代が訪れました。 

日本のスウィーツ 

 では、日本のスウィーツは、どのように発展してきたのでしょうか? 

 伝承によると、日本史上最初のスウィーツは、神武天皇が食べた飴だといわれています。ただ、神武天皇自身が伝承上の存在である可能性が高いので、これは可能性としてはまずないでしょう。ただ、権力者が、水飴を食べていた可能性はあります。また、果物から糖分をとっていたことは間違いないでしょう。いわゆる水菓子です。 

 奈良時代。平安時代に入り、遣唐使などが中華菓子を持ち帰り、貴族階級や僧侶などの口に入るようになりました。貴族階級や僧侶などの口に入るようになりました。ここでいう中華菓子とは点心の事で、中国ではなかに肉を使っているものがありましたが、日本仏教界では肉食を禁じていたため、肉の代わりに豆を使いました。饅頭の中国と日本との差別化が起こったのです。平安時代後期に入ると、中国から砂糖が輸入されるようになりました。最も需要を満たすだけの量が輸入されていたわけではなかったようで、甘葛などから甘味をとっていたそうです。鎌倉時代に入ると、お茶が伝わり、茶菓子の需要が出て来ました。 

 安土桃山時代に入ると南蛮貿易が始まり、それとともに洋菓子が日本に伝わるようになりました。今日まで伝わる当時の洋菓子としては、金平糖とカステラがあります。金平糖とカステラがあります。一方、茶道が盛んになると京都の茶菓子が茶会で使われ、発展していくことになります。これには、織田信長や豊臣秀吉が茶文化を保護したこととも関係ありそうです。 

 江戸時代に入り、大衆文化が栄えると、和菓子が広く普及することになります。この時代に生まれた和菓子は、今日委の和菓子の源流となり、今でも食べられるものも多数あります。江戸時代の現象として、旅行が広く楽しまれるようになったこともあるでしょう。これには、治安が良くなったこと、街道の整備が進んだことも大きいことでしょう。また、巡礼旅行という口実は、旅へのハードルを下げるうえで大いに役立ったと思われます。旅行が盛んになると、名物のスウィーツを売る店が現れ、各地で名物が出来上がっていきます。 

 明治時代は開国の時代です。世界の文化が日本に流れ込み、その中にはスィーツももちろんありました。チョコレートやビスケットなど、これまでになかったスウィーツに最初のうちは戸惑っていた日本人もやがて慣れ親しむようになりました。洋菓子の味がわかるようになると、これらの商品を国産化しようという考えが起こりました。製菓メーカーが作られ、洋菓子の大量生産に挑戦するようになりました。第2次世界大戦後、砂糖の輸入が自由化すると砂糖の輸入が自由化すると大量生産体制が整い、全国に広がった流通網を通じて広く普及することになりました。 

 今では、全国どこへ行っても商品を手にれることができるようになりました。いい時代になったものです。 

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