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2021.07.13

障碍を描いた漫画・小説・映画

アルジャーノンに花束を(ダニエルキース)  

 知的障害を抱えたパン屋に努める青年、チャーリー・ゴードンが障害治療の治験手術を受けることによって、地震や周囲の反応が変化してゆく様子を、手記の形で残してゆく様子を描くのが、この小説の概略です。  

 タイトルの「アルジャーノン」は、障害治療の実験マウスの名前で、アルジャーノンが、チャーリーの現状と将来を象徴する存在として、重要な役割をしてゆきます。  

 詳しいことはネタバレになるので省きますが、1966年の発行以来、今日に至るまで、いくつもの出版社から新刊書が発行され続け、映画化(まごころを君に)されるほか、されるほか、ユースケ・サンタマリア主演のドラマが放映されるなど、人気は今日まで続いています。  

 自分自身この本を読んだのは、ずいぶんと前のことになるのですが、いまでも印象に残り続けている、皆さんにもおすすめの一冊です。  

 チャーリーが、高度の知能を蓄えていく一方で、周囲との人間関係が周囲との人間関係が悪化することによる孤独感が、その原因をアルジャーノンの観察によって突き止めることで、絶望的になってゆく様が、手記によって克明に残され、その後の終末にむけて一気に読み切ることできます。  

 タイトルの意味が分かるのは最後になってからですが、この結末に向かってゆくのであれば、他にはないだろうな、と思います。  

 いつものブログから脱線したような内容ですが、たまにはこんな話も良いのではないか、と思って、アップしてみました。 

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