戦前のマンガ『ハツメイハッチャン』について – サブカルビジネスセンター

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2021.06.24戦前のマンガ『ハツメイハッチャン』について

 サブカルBCのツイッターで、不定期にマンガを描いている新豊玉三郎(しんほう・たまさぶろう)と申します。この度、サブカルBCのブログにて記事を担当する事になりました。こちらもよろしくお願いします。

 今回のブログ記事では、武井武雄と言う画家が昭和10(1935)年に描いたマンガ『ハツメイハッチャン』について一席。東京朝日新聞に二ヶ月連載されたマンガで、ハッチャンという少年と彼が発明した「ロボチャン」と言うロボットが、東西のおとぎ話の登場人物たちと繰り広げる物語。復刻版がトムズボックスと言うところから出ていたのですが、その情報は平成14(2002)年のウェブサイトだったので、今入手出来るかはちょっと……。私はこのマンガについては、かつて一世を風靡したケイブンシャの大百科シリーズのロボットヒーローを扱った本の欄外にあったコラムで知りました。さらに長じて戦前戦後のマンガについての本で概略を知り、武井武雄と言う画家を覚えました。武井は、さくらももこにも影響を与えた画家として、現代では有名ですが。

 なぜこんな話をするのかって? サブカルBC内の資料から、武井の『青の魔法』と言う詩を思い出したもので。

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