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2021.05.29

酸っぱい「梅干し」のこと

今回は「梅干し」の話です。

梅干しとは――
古くから作られているウメの実の塩漬け。
日本ではおにぎりや弁当に使われる食品である。
なお、塩漬けのみで日干しを行っていないものは梅漬けとも呼ばれる。
非常に酸味が強く、酸っぱい食品の代名詞のように扱われる。
梅干しのこの酸味は主に、梅自体に含まれるクエン酸に由来する。
(Wikipediaより引用)


梅干しの歴史は古く、平安時代にはその名が登場していたそうです。
ただ、昔の梅干しと現代の梅干しが同一化は不明で、
現代と同じ製法の梅干しが記録されているのは江戸時代からです。

恐らく日本で最も有名な漬物といっても過言ではないでしょう。
家庭で作ったり、スーパーやコンビニ、弁当やおにぎりの具にと至る所に存在しています。
酸味に含まれるクエン酸が、疲労防止や回復に欠かせません。
更に抗菌防腐作用もあると言われ、こりゃもう完全無敵漬物ですね。
と、言いたいところですがこれは漬物。
しかも塩漬けなので、塩分が多い。
それがいい方向にも作用しているのですが、取りすぎにはご注意を。

また、種には毒があるのでこちらも食べすぎると中毒を起こしてしまいます。
ただ、種の中身を食すことができるのですが、こちらは梅干しにすることで毒性が抜けて食べても大丈夫だそうです。
でもご注意を。

梅干しはそれ自体だけでなく、製造中に出てくるさまざまなものも食品になっています。
まずは梅酢。こちらは梅を漬けたときに出てくる透明な汁です。
透明なものを白梅酢、赤じそと一緒に漬け込んでできたものを赤梅酢というそうです。
梅酢もまたなじみ深いものに使用されています。そう、紅ショウガです。
次にゆかりです。こちらは梅を漬けるときに一緒に漬けた赤じそを乾燥させ粉末にしたもの。
スーパーなどでも売っている商品ですね。

このように梅干しは日本人のソウルフードと言っていいほど様々なところで活躍しています。
ちなみに現代だと春の花といえば桜ですが、昔は梅の花を指していたそうです。
桜より梅の花のほうが身近で、和歌などにも梅の花の歌は多く残っています。
その花はもちろん実をつけるのですが、青梅には毒があり食べられません。
ですから梅干しは、その実をなんとか活用したいという人間の思いの結晶なのかもしれませんね。
ちなみに梅干しはなんとしっかり漬けられたものは100年過ぎても問題なく食べられるらしく、
保存年数が長いと梅干しの塩分が結晶化して数ミリ大の大きさになってしまうそうです。
まさに汗と涙の結晶ですね。(梅干しの)

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