サブカル映画館「宇宙人の解剖」 – サブカルビジネスセンター

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2021.05.4サブカル映画館「宇宙人の解剖」

猫丸です! 

という訳で、最近からわがまま言ってはじめました、 

なんとなく、サブカルビジネスに役立つかもしれない、作品紹介コーナーの二回目です(^^) 

、、、実は猫丸、ずっと「怪談」とか「オカルト」ビジネスをやりたい人なのですが、、、 

と言っても信じてる人ではなくて 

中立派! 

それはともかく、今回は、そんな「オカルト」ビジネス成功者を描いた映画。 

皆さんはもう知らない世代かもなのですが、 

あれは衝撃でした!「宇宙人の解剖」映像! 

あの、UFO回収事件として有名な「ロズウェル」事件で入手した宇宙人の死体を解剖した映像が、まさかの全国放送で流れた当時、 

時代的には、定期的にあった矢追さんのUFO特番は落日を迎えており、もはやUFO特番なぞ見ることもないだろう頃の最後の仇花。 

多くの子供の頃、”やっぱりUFOはいるんだ!”という夢を楽しんだ、レトロオカルトファンを喜ばせました。 

真相はともかくとして、仮に「ロズウェル事件」が本当に「宇宙人の乗り物としてのUFO」を回収したのであれば、宇宙人が地球に訪れている物的証拠となる訳なので、まぁ、宇宙人を教典とする宗教など、オトナの事情色々も含めて・・・・・・ 

「ロズウェル事件の真相を明かせ!」 

「明かしたやん!」 

「いやいや、明かしてない!まだ隠してる」 

の論争が繰り返され、しまいにはヒラリー・クリントン大統領候補がマニフェストに「UFOの記録を公開する」等、「渋滞ゼロ!」「混雑ゼロ!」等を掲げたどこぞの知事同様、最優先すべきは他にあるだろ?ではありますが、宇宙人の存在は、ゴールのない旅路な訳です。 

結局、作った本人たちが「あれは、にせもの」とあっさり(映像の賞味期限がきれかけた頃に)真実をばらしておしまい。 

そして、その本人たちの話をもとに、この歴史をゆるがした、かもしれない”一大プロジェクト”の制作秘話を映画化したものが、 

この映画「宇宙人の解剖」となる訳です。 

いかに、”宇宙人の解剖映像”を作ったか(かなり事実と異なり、映画的にアレンジされた部分もありますが)その事情とメイキング、顛末をコメディタッチで映画化しています。 

宇宙人の解剖映像を、”知恵とアイデア”と発想と、スキルの応用で(工程や素材が事実とちょっと違うのですが)なんだかんだ楽しそうに作り上げていくシーンは、かつて”映画監督”を志した人々なら、何やら共感するものもあるかも。 

映画をみれば、まさかこんなものに世界がだまされたなんて、と思います。 

かつて「コティングレー事件」において、少女達が撮影した妖精写真に、本物のお墨つきを与えた、かのコナン・ドイルは・・・ 

少女は無垢で嘘をつかないという思い込みと、大人の視点でトリックを考えるあまり、まさか本の挿絵を模写して切り抜いた絵を、棒で地面にさしているだけという、単純なトリックに気づけず・・・ 

自作のホームズが嘆きそうな推理ミスを犯しました。 

オカルトビジネスって、そんなもんです。 

さて、映画はラスト、、、SFになっていきますが、、、それは自分の目で確かめてきてくださいね。 

さて、こんなことをブログるわたしめですが・・・・・・宇宙人を信じているか?といえば・・・・・・ 

それはこれからへ据え置きにして、ただ・・・・・・ 

平成は”グレイタイプ”の宇宙人ばかりで、おもしろくないなぁ・・・と思っている今日この頃の猫丸なのです(笑) 

筆者略歴) 

同人での映画本執筆をしながら、地方の自動車雑誌に映画のオリジナルカーの評論を寄稿等で活動。 

最近は、福山市の映画館主催の「ゾンビ映画」イベントで、司会等も担当するなど、今後も様々なサブなカルチャー中心の活動を予定。 

お仕事は常に受け付け中。笑

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